不動産売却するならリースバックの仕組みも検討

不動産売却するならリースバックの仕組みも検討

確認事項が思いの外多いリースバック

time 2023/09/09

確認事項が思いの外多いリースバック

リースバックは、売却した自宅に住み続けられる事が最大のメリットの様に言われていますが、利用者によっては他の資金を調達する方法に比べてスピーディーに現金化することが最大のメリットです。自宅を適正価格で売却しようとすると数ヶ月から1年以上かかってしまう事があり、銀行で融資を組んでも審査などで融資実行まで数週間かかるのでリースバックの現金化システムは非常に魅力的です。しかし、自宅に抵当を設定した借り入れ残額が売却の査定額を超える場合には利用する事ができないなどの利用制限があり、最初から競売目的で契約を締結しようとする悪徳業者も存在するので注意が必要です。リースバックは、経済不況が継続していることから運営会社が増加している事から売買契約と賃貸契約に係る諸費用を無料としている運営会社が大半を占めていますが、登記変更費用や抵当権抹消費用などの諸費用を請求する運営会社もあるので諸費用の相場を知らないと契約の直前に高額な諸費用を提示してくる悪徳業者もいるので注意が必要です。

比較検討する際には、売買契約と賃貸契約の単体見積もりではなく諸費用などかかる費用全てを含んだ見積もりを提示してもらうとトラブルリスクを低減できます。リースバックは、売買契約と賃貸契約を同時期に締結するシンプルな不動産サービスですが、売却額や月額賃料など今後の生活を大きく左右する内容が複数あるのでしっかと漏れなく確認する事が必要不可欠です。

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