不動産売却するならリースバックの仕組みも検討

不動産売却するならリースバックの仕組みも検討

リースバックの仕組みとは

time 2023/07/06

リースバックの仕組みとは

リースバックの仕組みは、自身が住んでいる自宅を売って現金化し、売った先の会社(リースバック事業者)と賃貸契約をすることで、自宅を売った後でも同じ家に住み続けることが出来るという仕組みです。この買主は主に、リースバック事業者や不動産会社、クレジットカードやローンを取り扱っているファイナンス会社ですが、購入した物件は家賃収入のある不動産として、もしくは売主の退去後に自宅用として売却することで利益を得ています。買主が利益を得ることを目的にしているため、普通に自宅を売却するより価格が安くなるため注意が必要です。通常、家を売った後に現金を得ることは出来ますが、別の家を探して引っ越す必要があります。

高齢の場合、新居を購入するために住宅ローンを組んだり、賃貸住宅を借りたりするのが難しくなります。リースバックの仕組みであれば、長年住み続けてきた自宅に今までと変わらず住み続けることが出来るのが魅力です。自宅を所有している場合、住宅ローン・固定資産税・修繕費・火災保険や地震保険など色々な費用が必要でしたが、毎月一定の家賃(リース料)に一本化されるため、支払いが定額化されるという特徴があります。高齢になると、年齢を理由に金融機関から借入を断られることが多くなりますが、リースバックの場合、年齢制限がないため、この仕組みを利用することでまとまった資金を得ることが出来るというメリットもあります。

利用する際、賃貸契約の期間を過ぎても住み続けたいという時は、契約期間が決められている定期借家契約ではなく、普通借家契約で締結可能な会社を探すのがお勧めです。

down

コメントする